人物紹介

早川憲幸さんジュリ・アルベアールさん子弟愛。現在の活躍について

こんにちは! マールです。

2016年柔道女子70キロ級の決勝が(たちもと)遥の金メダル獲得に沸く会場で、決勝で田知本選手に敗れたコロンビア代表、ジュリ・アルベアール 選手その肩にそっと手を添えるコロンビア選手団ヘッドコーチ早川憲幸 さん。

noriyuki_hayakawa_yuri-alvearこの2人の柔道家についてお伝えしたいと思います。


日本人柔道家早川憲幸の経歴とコロンビアコーチとなった理由は?

一人目は日本人柔道家早川憲幸さん。

大学まで一線で活躍されていた時代もありましたが、成績が振るわず消防士になられたものの、プエルトリコで選手育成をしていたかつての戦友から要請を受ける形で2009年の5月にはコロンビアの柔道協会と契約して柔道ナショナルチームのコーチに就かれました。
治安の悪さなどはもちろん、時間を守らない選手たちや柔道がメジャーではない国で体格の良い若者に片っ端から声をかけて勧誘されるなど、大変苦労されたとの事です。
月給もたった30ドル。約3000円程度。無駄に柱の多い、7畳ほどのアパートが住居。とてもナショナルコーチという肩書に見合わない待遇であったにも関わらず、5年後には決勝まで勝ち進めた選手を輩出。モチベーションの源泉はどこにあったのでしょうか?
それは、コロンビアである女性選手との出会いがあったからといっても過言ではありません。

その選手はジュリ・アルベアール さんです。

就任した年の世界選手権では早くも70kg級でコロンビア初、南米女子としても史上3人目の世界チャンピオンへ育てます。他の選手と異なりジュリ・アルベアール さんだけは時間を厳守して練習も休まずに、疑問に思ったことは次々と質問しに来る熱心な選手だったそうです。彼女が資質があった事も一つの理由かもしれませんが、柔道が単に興味があって始めた習い事ではなく、成功を収め、世界で活躍できる選手になる事で、家族を養い楽にさせてあげたかったからと言います。ですので、徹底的に勝ちにこだわるが故、懸命に練習に励んだのだそうです。一度が柔道をあきらめた早川憲幸さん にとってもこの出会いは大きな転機であったと思われます。

日本式の柔道が理想とは思いつつも、柔道をコロンビアでメジャーにする為に短期間で結果を出す事が早川憲幸さん 課せられたミッション。そこで、ジュリ・アルベアール さん の強みを生かした戦術を企てます。

ジュリ・アルベアールさん の強みを生かした技、双手刈、朽木倒、肩車などを徹底的に伸ばして行く事。
体格を生かし、対戦相手を混乱させるため相手とはけんか四つになるような組み手を指導。

結果コロンビアの選手は左右両方の組み方ができる強みが生まれました。自国の指導にこだわりをもたず、相手の強みを見極め指導していく、これは日本のビジネスマンにも学ぶべき事かと思います。

2012年のロンドンオリンピックでは銅メダルを獲得!

ジュリ・アルベアール 選手は3年後の2012年のロンドンオリンピックでは、なんと銅メダルを獲得します。これには、早川憲幸さん もいたく感激され、2012年までのコロンビアナショナルコーチの契約で、ロシアチームからの勧誘もありましたが、『弱い国を強くする。メダルを取らせる。指導者としての値打ちは、そこにあると思うから』との理由で、コロンビアにとどまり、コロンビアオリンピック委員会との契約に切り替わり、リオオリンピックに向けた選手育成に携わる事となります。

2013年の世界選手権ではジュリ・アルベアールを2度目の優勝という実績を残したにも拘わらず、選手強化費の大半がサッカー代表に流れるという事態に直面して、2014年になるまで給料を未払いにされる憂き目にもあわれたそう。2014年にはの渡航費をにミキハウスをスポンサーとして支援を受け、コロンビア選手の日本への長期合宿を実現させます。
あえて、「打倒日本」を目指し、日本選手のライバル選手を育てていく姿勢。賛否両論あるかと思いますが、日本のライバルが育てば、日本の柔道も更に強くなるという、日本の柔道界への貢献の一躍を担っておられるのです。素敵な生き方ですよね。

コロンビア柔道界の星ジュリ・アルベアール選手ってどんな人?

早川憲幸さん と二人三脚で強くなり
世界トップクラスの強豪に成長したジュリ・アルベアール 選手について紹介したいと思います。

ジュリアルベアール選手の経歴

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名前:ジュリ・アルベアール
生年月日:1986年3月29日
身長:176cm
所属:ミキハウススポーツクラブ

昔からバレーボールと陸上競技をなさっていたそうですが、
なんと14歳の時に早川憲幸さんと出会い、柔道を始めます。
職業として柔道を極め、家族を楽にしてあげたい。そんな彼女の柔道に対する思いが早川憲幸さんに影響与え、二人三脚で結果を出していきます。





輝かしいジュリ・アルベアールさんの成績

【世界柔道選手権大会】

金 2009年ロッテダム70kg級

金 2013リオデジャネイロ70kg級

金 2014チェリャビンスク70kg級

銅 2015アスタナ70kg級

銅 2017ブタペスト70kg級

【オリンピック】

銅 2012ロンドン70kg級

銀 2016リオデジャネイロ70kg級

2007、2009パンナム選手権優勝

2011ワールドカップサンパウロ優勝

2011ワールドカップマイアミ優勝

2013グランドスラム東京3位

などなど、各国の大会で素晴らしい成績を残され、コロンビアを代表する柔道家として活躍を続けてられています。

コロンビを代表する柔道家ジュリ・アルベアールさんと日本で会える

現在もコロンビア代表ヘッドコーチの早川憲幸さん と共に、柔道家として活躍するジュリ・アルベアール さん。主な拠点はコロンビアですが、3ヶ月に1度は来日し帝京大学山梨学院大学 で稽古に励んでいます。来日理由は柔道の本場、日本で稽古を積むためとう理由だけではありません。いまだ、国からの援助金は満足なものとは言えず、金銭的に厳しい状況だからなのです。2014年「ミキハウス」ががジュリ・アルベアール さんとスポンサー契約。渡航費や慣れない異国地での生活に心配する事なく、練習に打ち込まれているようです。
コロンビアは潤沢な経済状況では無いのかもしれませんが、国際的に活躍されている選手が少数であるが故、援助に優先を低くしてしまう。これは、日本でも同じ事が言えるかもしれません。かつて、「ミキハウス」にように選手のスポンサーして民間企業が数多くありました。それが、不景気の波が押し寄せる度にスポンサーから撤退し、世界の舞台に出る事をあきらめた選手がいる中、国が支援する事がとても大切かと思います。

まとめ

柔道というスポーツを通して異国でであった二人の柔道家
日本の柔道家早川憲幸さん
コロンビアの柔道家・ジュリ・アルベアール さん
は「自国の柔道発展の為」「オリンピックで金を獲得すること」の素敵な夢をかなえる為の行動は今も現在進行中。そんな素敵なお二人のお話しをまとめてみなした。

大会では日本のライバルとなりますが、
個人的には、その夢を叶え、東京オリンピックでは金を獲得してもらいたいと思います。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。


 

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